永久歯が生えるスペースを確保して美しい歯並びを目指す

永久歯が生えるスペースがないことで起こりうるリスクとは?

小児矯正歯科において、重要であるのが「永久歯が生えるスペースの確保」です。歯並びによっては、永久歯の生えるスペースがなく、わずかな隙間に無理矢理生えてしまうことがあります。

永久歯が生えるスペースがないと、本来生えるべき場所とは異なる場所に無理矢理永久歯が生えてくることがあります。結果的に歯並びの悪さにつながってしまうため、注意が必要です。場合によっては、永久歯が生えてくる場所を確保するために、乳歯を抜歯することがあります。

永久歯が生えるスペースを確保する方法

永久歯が生えるスペースを確保するための方法として、揚げられるのが「連続抜去法」です。永久歯が生えてくる時期を狙って、乳歯を抜歯していく方法です。また、抜歯だけではなく、永久歯が生えてきそうな箇所の近くの乳歯を削ることもあります。

乳歯を削ることによって、永久歯が生えてくるためのスペースを作ることができ、永久歯が本来生えてくるべき場所に生えやすくなります。歯並びが整いやすくなるため、美しい歯並びを実現しやすくなるのが魅力です。

永久歯に生え代わりの時期に歯並びのために注意したいこと

永久歯の生え変わりの時期には、悪習慣をやめることが重要です。たとえば、指しゃぶりや舌で前歯を押してしまうクセなどは、永久歯に生え代わる頃にはやめたほうがいいと言えます。

歯並びは生活習慣が影響していることも多く、子供の日々のクセが歯並びの悪化につながっていることも少なくありません。上記のクセのほか「頬杖をつく」「飲み物を飲むときにコップのフチを噛む」なども歯並びに影響する場合が多いため注意しましょう。

関連記事